【受講生募集】5月開講「なめらかエコノミー人材養成ゼミ」(通称:なめエコゼミ)
クラウドファンディングで得られるのは資金だけじゃない!?
マイプロジェクトを具現化し、伴走者を得る。
小さなクラウドファンディングの新しいカルチャーを学びます。
プロジェクト起案者だけでなく、「なめらかにお金と想いが循環する経済=“なめらか経済”」に関心をお持ちの方も、ぜひご参加ください。
オンライン授業×地域留学でソーシャルイノベーション人材を育てる「さとのば大学」では、国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」の協力を得て、全4回の連続講座「なめらかエコノミー人材養成ゼミ」(通称:なめエコゼミ)を始めます。
申し込みはPeatixページからお願いいたします。
▶︎目的
高校の探究学習や大学生のマイプロジェクト、社会人の小商いや複業・・・ 学びの中で、暮らしの中で。
やりたいことを見つけたり、小さく始めてみたりする環境が少しずつ広がってきているように感じます。
働くことも生きることも、既製品にあわせるのではなくDIYできる幸せな時代に、私たちは生きていると言えるでしょう。
そんな時代に必要な考え方とスキルを、さとのば大学は学びのコミュニティを通じて学習者に届けています。
その一環として、さとのば大学では、1案件10万円〜30万円ほどの小さなクラウドファンディングを広めています。
小さなクラウドファンディングを行う意味は2つあります。
一つは一人一人がマイプロジェクトを言語化し、他者から客観的なフィードバックを得ること。プロジェクトが実現に向けて1歩前進する機会になります。
そして、より重要なのは、チャレンジを応援する文化を育てるということです。
プロジェクトに対して資金を送る支援者はもちろん、プロジェクト起案者に伴走して実行をサポートする応援者も重要な存在です。
本講座では、「なめらかにお金と想いが循環する経済=“なめらか経済”」を、担い手として支えるノウハウを学び、実際にプロジェクトの起案者と応援者が繋がる機会を産むことを目的にしています。
▶︎授業スケジュール
1回目(5/12木 19:30~21:00):なめらか経済ってなんだろう?どう幸せになるのだろう?
・なめらかエコノミーの定義について、さとのば大学発起人の信岡良亮がお話しします。
・ゼミ生同士の関係性を作るオンラインワークショップを実施します。
2回目(5/19木 19:30~21:00):「小さな挑戦」を膨らませ、自分もなめらか経済のプレイヤーになる
【事前課題】プロジェクトのタネを形にするシートを作成
・クラウドファンディング実施に必要な項目に沿って、プロジェクト原稿を書いてみます。
・ゼミ生の中で起案者と応援する人をマッチングします。
3回目(5/26木 19:30~21:00):「小さな挑戦」を通して学ぶ、なめらか経済の楽しさ
・クラウドファンディングのノウハウや「なめらか経済」の趣旨に沿った事例について紹介します。
・ゲスト:株式会社CAMPFIRE CAMPFIRE事業統括部 長田拓さん・諏訪茜さん
4回目(6/2木 19:30~21:00):いろんな挑戦を妄想し、未来の可能性を広げる
【事前課題】第2回で組んだグループごとに発表準備
・グループごとに発表とフィードバックを行います。
・なめらかエコノミーが循環する社会をつくる視点にたち、プロジェクトの種をブラッシュアップします。
・ゲスト:さとのば大学講師などプロジェクト経験のあるチューター
▶︎講師紹介
信岡 良亮(のぶおか りょうすけ)
1982年生まれ。関西で生まれ育ち同志社大学卒業後、東京でITベンチャー企業に就職。Webのディレクターとして働きながら大きすぎる経済の成長の先に幸せな未来があるイメージが湧かなくなり、2007年6月に退社。小さな経済でこそ持続可能な未来が見えるのではないかと、島根県隠岐諸島の中ノ島・海士町という人口2400人弱の島に移住し、2008年に株式会社巡の環を仲間と共に企業(現在は非常勤取締役)。6年半の島生活を経て、都市と農村の新しい関係を創るために東京に活動拠点を移し、2015年5月に株式会社アスノオトを創業。現在、地域創生の次なる取り組みとして「地域共創」という、する側、される側という関係を超えて同じ未来を創る「地域共創カレッジ」を開講。2018年6月より「地域を旅する大学〜 さとのば大学 〜 」構想を開始。
▶︎参加チケット種別
本講座では、全4回出席いただける方をゼミ生として募集します。
参加費は学生無料!社会人の方は1000円(税込)となります。
また、4回通しでは参加できないけれど、講座の様子を見てみたい!という方向けに「見学チケット」を日別に販売します。
申し込みはPeatixページからお願いいたします。
▶︎「なめらかエコノミー人材」とは?
クラウドファンディングは現在、コロナ禍で多くの方から支援を集める仕組みとして認知され始めていますが、起案する方は支援する方に比べて未だ少数です。
その理由として、プロジェクトの目標達成金額に至らなかった場合の不安や、友人や見知らぬ方からお金という支援を受けることに抵抗感を持つ方がまだ一定数いるということです。
1人でも多く1円でも多く、想いとお金がめぐり、お金がなめらかに流通する世界とは、100万円や1000万円を集めるような社会インパクトのあるプロジェクトだけでなく、「家庭菜園を学ぶために地元の家庭菜園好きのおじいちゃんを呼んでの勉強会」といったような、もっと日常的なプロジェクトでもクラウドファンディングに挑戦できる社会のことではないでしょうか。意義や想いも大切ですが、支援金額や支援者が少なくても、まずは実現にむけてクラウドファンディングを通じて、社会に問いかけてみるのも個人事業主の一歩目として大切な要素です。
お金は貯蓄するものではなく、本来循環させるもの。
お金がなめらかに循環する社会をつくる人材を「なめらかエコノミー人材」とし、育成に向けたプログラムの開発をCAMPFIREに協力を仰ぎながら行っていきます。