地域の方へ
さとのば大学では、日本中の地域が
自らの未来自治率を高めていく「学習するコミュニティ」として
自律分散型の多様な地域文化醸成、及び未来挑戦がなされている世界を夢見ております。
さとのば大学という仕組みは、学生にとっての視点からみれば
地域という「自分の行ったことと社会にとってそれがどういう意味があるか」というフィードバックが分かりやすい挑戦・学習フィールドで学べる価値があるという視点となりますが、
地域という視点からみると以下のような特徴を持つと考えております。
1:地域自身が新しい挑戦を始めるための実践人材の確保
2:地域が学習するコミュニティとなっていくための最初の拠点機能
3:既存の仕組みの中では、学習意欲の高い人材ほど、
都市に出ていくためのライフステージだった高等教育分野での
人材流出の予防
(これは学生を自地域から出さないという発想ではなく、
多様な外の世界を、都市だけに限らず回遊的に見れるようになることで
都市的世界観だけを良しとする画一的な視点から
全ての地域はそれぞれ違った特性をもった挑戦環境であるという
パラダイムシフトを起こすための機会提供です)
4:地域自体が、人を育てていく主体機関であるという発想転換のための拠点であり
地域の中に人材育成機能を育てていくための仕組み
といった価値を持つと考えております。
さとのば大学は、その学びの特性上、連携する受け入れ地域を
大幅に増やしていくという拡大政策をとることは不可能ですが
多くの地域と「いかに人を育てれる地域となっていくか」についてのノウハウを
相互に交換することで、より日本の地域自治が加速していくことを願っております。
さとのば大学の受入連携地域となりたいという地域行政や
一緒に人が育ち合う地域化していくためのノウハウ交換をしていきたいという地域の方々とお会いできることを楽しみにしております。