【プレスリリース】若者支援団体と共創する連携団体枠を新設し、高大連携の取組を加速します。
地域を旅する大学 さとのば大学(運営:株式会社アスノオト 代表取締役:信岡良亮、所在地:東京都千代田区、以下当社)では、新しい学びづくりにチャレンジする高校と共に学び合いながら新しい教育の形を作るコミュニティづくりを目指し、高大連携事業を展開しています。
この度、宮城県女川町の社会課題解決を通じて、日本・世界の社会課題解決に貢献することをミッションとする特定非営利活動法人アスヘノキボウと、団体として初の連携協定を結び、高校生へ向けた地域課題解決や地域共創のための探究機会の創出を拡大します。
■連携の背景
さとのば大学ではこれまで、高校を主な連携先として取り組んできましたが、より多様な学びの機会を提供するため、新たに連携団体という枠組みを設けることとなりました。この取り組みの第一歩として、特定非営利活動法人アスヘノキボウと連携を締結しました。
アスヘノキボウは、事業の一環として地域の未来を担う次世代のリーダー育成を目指す若者向けプログラムの受入れにも力を入れており、今回の連携により、これまで学校単位ではアプローチできなかった中高生にも、さとのば大学の出張授業を通じて、これからの社会に必要な新しい学びを提供することが可能となります。
今後も、様々な団体との連携を通じて、さらに多くの若者に多様な学びを届け、彼らが持つ可能性を引き出すことを目指しています。連携団体の増加は、未来に向けた新しい学びの輪を広げ、社会に貢献する若者を育てる重要なステップとなります。
■連携校・連携団体が25へ拡大
アスヘノキボウとの協定締結により、さとのば大学高大連携コミュニティの連携先は25に拡大することとなりました。地域やセクターの垣根を越えた取り組みが生まれるコミュニティとして、今後も多様なパートナーとの連携を目指します。
連携校・連携団体一覧:https://satonova.org/community
▼連携校
▼連携団体
●主な活動内容
教員オンラインコミュニティ:
教員や職員のつながりづくりとして、オンラインミーティングを定期開催。組織の垣根を超えた学び合いや、協働が生まれる場となっています。
高校生交流機会の創出:
全国の高校生がオンラインで語りあう場や、探究の壁打ち、短期の交換留学の機会など、さまざま企画をコミュニティのメンバーとつくっています。
出張授業/講演:
探究やソーシャルデザインなど、さとのば大学で行っている”他者と学び合いながら社会をつくる共創的な学び”を高校生向けにアレンジし、ワークショップ型出張授業として届けています。
地域留学体験プログラム「Learning Journey」:
さとのば大学の連携地域を旅先とし、オンラインの事前・事後学習と組み合わせた学びの旅プログラム。長期休暇中の一般公開プログラムの他、連携校・団体に向けた特別プログラムも提供しています。
指定校・指定団体推薦制度:
連携校・連携団体には指定校・指定団体推薦枠を設け、出願者には入学試験料を免除するなど、越境学習に飛び込む機会をつくっています。
■特定非営利活動法人アスヘノキボウについて<https://asuenokibou.jp/>
アスヘノキボウは、女川町の社会課題解決を通じて、日本・世界の社会課題解決に貢献することをミッションとする団体です。日本全体で人口が減少し、経済が縮小する社会で、私たちが直面する社会問題もより深刻化し複雑になっています。
日本の地方はそれらの課題を先取りしている社会課題先進地です。私たちはその課題を異なるセクター(企業・団体)と連携することで、Collective Impact を生み出し、新しい地域のあり方を実現することで、日本・世界の未来に貢献します。