COURSE コース紹介
【マイフィールドコース】
「地域おこし協力隊」や「地域コーディネーター」など、地域に根ざし活動している方を主対象としたコースです。オンラインの対話型講義を中心に、自分と向き合い、プロジェクトを通して地域との関係性を深め、未来共創人材としての実践力を磨きます。
マイフィールドコースの特徴
-
1
地域活動に活かせる実践型講義
起業や地域コーディネーターなど、目指す役割に応じた講義を選べます。理論と実践を結びつけ、地域での活動につながる学びを提供します。 -
2
プロセスを重視した伴走支援
地域での活動の進行をサポートし、試行錯誤を通じた成長に寄り添いながら、持続的な取り組みへと導きます。 -
3
対話を通じて深まる全国の仲間とのつながり
全国の仲間との対話を通じて、互いに刺激し支え合いながら、共に学び成長するコミュニティを築きます。
マイフィールドコースで
身に付く力
さとのば大学では、目指す学びや学生のあり方の指針として「SATONOVA WAY」を定めています。この中で整理している16のコンピテンシーのうち、特にマイフィールドコースを受講される方にとって日々の活動や任期終了後の事業などに活かせる力を抜粋してご紹介します。
主体的行動力・内省力
・自分のニーズ(願い)に気づく(NVC、システム思考)
・気づきを学びに変える(アジャイルスタート、リフレクション)
多面的思考力・コミュニケーション力
・自分の言葉で語る(メタ認知、問い質)
・コミュニティに貢献する(ファシリテーション、傾聴)
地域資源の掘り起こし・情報発信力
・すでにある資源に気づく(異文化理解、異文化把握)
・思いを語り、人を巻き込む(コミュニティオーガナイジング)
課題解決力・企画推進力
・自力と他力でアイデアをつくる(アート思考、デザイン思考、企画力)
・粘り強くやり遂げる(プロジェクトマネジメント、レジリエンス)
メイン講師からの
メッセージ
西塔 大海
自分が生きたいと思える場所で、自分らしい仕事をつくりたい。そんな学生のために必要なことを講義でお伝えしています。正解を暗記するような学びではなく、みんなで持ち寄った経験やアイディアをもとに「答えのない問い」に向き合っていく時間です。私はこれまで地域おこし協力隊制度を通して、全国のローカルで活躍する人々のサポートを300人以上行ってきました。社会課題と関わるようになると飛び上がるようなワクワクもあれば、悔しくて寝れない夜もあります。一人では太刀打ちできないことばかり。学び合えるコミュニティが必要だと考え、さとのば大学で講義をしています。不登校だった私の高校時代にも、こんな環境があったら良かったと思います(笑)
修了後のイメージ
自分の適性や志向をいかしながら活躍の幅を広げ、
地域に欠かせない役割を担うキーパーソンを目指します。
過去にも多くの地域おこし協力隊・地域コーディネーターの方が受講し、
任期後の仕事づくりや将来設計に学びを活かしています。
-
地域コーディネーター
地域の困りごとの担い手
中間支援団体などを立ち上げる
地域おこし協力隊などに就職 -
後任のサポート役
移住者支援
OB・OGネットワークづくり -
起業、継業など
得意なことを生業とする
地域で事業を営む
修了生の声
山田 みなみ
受講する前は地域で協力してくれる人たちがいてもどこか孤独感があり、活動に自信が持てなかったのですが、仲間と共に学ぶ中で、成功、失敗を気にするのではなく、やってみてどう感じたか、次はどうするかを考えることが大切だと学び、”面白がって試行錯誤する力”が身につきました。自分を俯瞰して見つめ、問い続ける力は今の活動にも生かされています。自分が大切にしたいものや価値観を大切にしながら、誰かと一緒に何かしたい人におすすめです!
松崎 侑奈
大人の学びがどれだけ心を豊かにするか気づきました。他コースの受講者と共に学ぶ時間も良かったです。モヤモヤや問い、対話を大切にしていくことが身につき、今は地域で誰かのやりたいことを実現するサポートに活かされています。マイプロで挑戦した「海ゴミワークショップ」は今も楽しく続けています。
土井畑 幸一郎
マイプロの伴走が本当にありがたかったです。また、事業のモヤモヤや課題を頭に浮かべながら受講したことが、学びを深めたと思います。自分の生き方の原体験や軸を確認できたこと、コミュニケーションする力や人と生きる力が向上したことは、受講後に道を進める中でも活かされました。内省と対話を通して、自立した人間を育てる場だと思います。
関連情報
-
コース概要
- 期間 :
- 4ヶ月(年2回開催)
※開催内容は前期・後期で異なります
[前期] 2025年4月~2025年8月
[後期] 2025年10月~2026年2月
- 場所 :
- オンライン(自身の活動地域・居住地より参加)
- 対象 :
- 地域おこし協力隊、地域コーディネーターなど特定のフィールドで地域に根ざした活動をされている方
- 定員 :
- 20名
-
学費
前期・後期いずれかの受講 : 250,000円(税込)
前期+後期の通期特別価格 : 450,000円(税込) -
募集締切
前期 : 2025年3月26日(水)
後期 : 2025年8月29日(金)
通期 : 2025年3月26日(水)
入学までの流れ
-
1
まずは説明会に参加する
さとのば大学では、オンライン説明会を随時開催しています。さとのば大学ならではの学び方・暮らし方についてお伝えしますので、まずはお気軽にご参加ください。
-
2
-
3
-
4
受講申込受付フォームより出願
-
5
個人面接
願書受付後、個人面接(オンライン)を行います。合否は書類と面接を総合的に検討の上決定し、面接後原則1週間以内にメールで通知いたします。
合格の場合
-
6
学費のお支払い
合格通知から2週間以内に、学費をお支払いいただきます。
FAQ
- Q 高校を卒業後すぐに、ギャップイヤーコースやマイフィールドコースで学ぶことはできますか。
■ギャップイヤーコース:可能
高校をご卒業後すぐ受講いただくことができます。 これからの進路を模索中の方・他大学を休学中の方・社会人の転職前の方など、次の進路と向き合う期間に、一歩踏み出してみたい方を対象としたコースです。 また、基本的には1年次推奨地域での滞在となります。
■マイフィールドコース:非推奨
「マイフィールドコース」は、地域で挑戦している方が活動中の悩みなどを持ち寄り学び合うことで、各自の活動を加速させることを目指すコースです。 そのため、すでに自分のプロジェクトを持ち、実施した経験もあることが求められます。 また、4年制「旅する大学コース」の2年次の講義への参加となりますため、1年次に年間を通して学ぶ”社会づくりの基礎力”をすでにお持ちの方を想定しています。
高校卒業後すぐの進路としてご検討の方には、無理なくじっくりプロジェクト学習の実践を重ねる4年制の「旅する大学コース」、もしくは地域での暮らしやプロジェクト学習の伴走支援が受けられる「ギャップイヤーコース」をおすすめいたします。- Q オンライン講義の詳細を教えてください。
さとのば大学の講義は火曜・水曜・木曜の午前9時~12時に行われています。基本的に対話形式で、全体セッションと小グループでのディスカッションとを行き来しながら講義が進みます。また講義中もチャット機能を使って盛んにコメントがやり取りされているのもさとのば大学の特長の1つです。 火曜日は学年合同でソーシャルデザインに必要な思考法やスキルを高めたり、自己を深めます。水曜日は学年に分かれ、地域活動と連動した演習。木曜日はリフレクションワークを中心に進行します。期末には学びの発表会を行います。
- Q 講師はどんな人たちですか?
ソーシャルデザインの第一線で活躍する日本全国の講師陣が、講義テーマに合わせて各回を担当します。
■ 講師紹介は こちら- Q 説明会はありますか?
事務局スタッフによる学校説明と、さとのば生への質問タイムやリアルなエピソードを聞く時間を組み合わせた「説明会&座談会」として、月に1~2回、オンラインで開催しています。
■ 詳細・お申し込みは こちら