地域を巡りながら
仲間と学び合う大学
同じ未来を描く仲間や
地域とともに”冒険”する場
STORYさとのば大学受講生ストーリー


さとのば大学について ABOUT
さとのば大学とは、地域を巡る大学です。
キャンパスは存在せず、好きな場所で学び、実践し、暮らすことができる、まさに旅する大学です。
さとのば大学で巡る地域は新しいことがどんどん生まれる場所です。
山があったり、海があったりと、それぞれの営みには風景があり、
環境も産業も文化も異なるそれぞれの地域の営みを目にすることで、
正解が一つじゃないことを知ることができます。
正解は教えられるものではなく、自分で見つけるものです。
さとのば大学では従来の"インプット型の学び"ではなく、実学はオンラインで学び、
プロジェクトを通して"実践的に学ぶ"ことで、自分にとっての正解を探って行きます。
「本当に自分がやりたいこと」を仲間とともに挑戦していく。それがさとのば大学の学びの場です。

4つの特徴
-
地域を1年ごとにめぐり
「暮らしながら」学ぶたまに地域に訪れるのではなく、
4年間で4つの地域に暮らす
地球とのつながり、
人とのつながりを実感する -
地域でプロジェクトをつくり
「やってみて」学ぶ机の上で学ぶのみではなく、
地域の人と一緒に
プロジェクトを
やってみて学ぶ -
講義部分はオンラインで行い
「好きな場所で」学ぶ講義をみんなで
集まって学ぶのではなく、
日本全国「好きな場所で」
学ぶ -
地域の人や大学側とも学び合い
「変わり続けて」学ぶ学びを与えられるのではなく、
常に他地域の仲間と切磋琢磨し、
大学側も含めて
「変わり続けて」学ぶ


さとのば大学のめざす未来VISION
変わりゆく社会の中で、自分らしく生きるためには学び、実践していくことが大切だと感じています。
正解の決まった学びを受けていると、「間違えること」が怖くなってしまいます。学校のテストで答えを間違えてはいけなかったり、部活でミスを許されなかったり。社会にでても変わらず私たちは「間違えること」を恐れてやりたいことに挑戦する一歩が踏み出せません。
そこでさとのば大学では「間違ってもいいんだ」ということを、プロジェクトをやってみて学んでいきます。 やってみて失敗し、学び、そしてまた立ち上がる。そのサイクルを通して「本当に自分のやりたいこと」に挑戦していきます。
さとのば大学で挑戦環境を整えることで、挑戦する人を増やし、そして卒業生が挑戦環境を新たに生み出していく。ワクワクする社会実験が日本全体でぽこぽこと沸き起こる将来をさとのば大学では夢見ています。


講師 / プロボノメンバー紹介 MEMBER
さとのば大学はさまざまな分野の方たちと共に学びの場を作っています。


- 信岡 良亮 / Ryosuke Nobuoka
メインファシリテーター
1982年生まれ。関西で生まれ育ち同志社大学卒業後、東京でITベンチャー企業に就職。Webのディレクターとして働きながら、大きすぎる経済成長の先に幸せがあるイメージが湧かなくなり、2007年6月に退社。島根県隠岐諸島海士町という人口2400人弱の島に移住し、2008年に株式会社巡の環を仲間と共に起業。6年半の島生活を経て東京に活動拠点を移し、2015年5月に株式会社アスノオトを創業。 「地域共創カレッジ」主催のほか、さとのば大学の発起人。


- 黒井 理恵 / Rie Kuroi
ファシリテーター
北海道名寄市出身・在住。「より良い社会・世界を創りたい」と大学で開発経済学を学んだ後、出版社、企業PRやCSRコンサルタントを経て、2014年にUターン。2006年からNPO、企業、学校、自治体などでファシリテーターとして社会課題解決やソーシャルビジネス開発のサポートを行う。現在は全国で市民自治・移住・観光関連の対話の場のファシリテーションやコンサルティングを行いながら、名寄市でコミュニティスペース「naniroBASE&Lab.」を設立・運営。


- 井上 英之 / Hideyuki Inoue
自身と繋がり、
自分のテーマを見つける2001年よりNPO法人ETIC.にて、日本初の若手むけソーシャルベンチャー向けプランコンテスト「STYLE」を開催するなど、社会起業家の育成・輩出に取り組む。05年より慶応大学SFCにて「社会起業論」などの、実務と理論を合わせた授業群を開発。特に「マイ・プロジェクト」と呼ばれる、自分に基づいた変化を体感する手法をデザインした。09年、世界経済フォーラム「Young Global Leader」に選出。近年は、マインドフルネスとソーシャルイノベーションを組み合わせたリーダーシップ開発に取り組む。


- 田原 真人 / Masato Tahara
社会の複雑性と向き合う
早稲田大学物理学及び応用物理学専攻博士課程中退。「反転授業の研究」代表。Zoom革命代表。国際ファシリテーターズ協会日本支部理事。Flipped Learning Global Initiativeアンバサダー。2017年から、完全リモートの生命的な組織「与贈工房」を作り、約20名で協力して働く。周りの世界と関わりながら「この組織がこの世界に存在する意味」が見えてくると、組織の内部から活力が溢れてきたことから、コミュニティが自己組織化するプロセスを体系化する。


VOICE受講希望者・支援者の声


7年前の秋、島根県・海士町でのこと。宿泊先の旅館で、信岡良亮さんと夜遅くまで話し合ったのは、「未来をどうつくるか」。
あのとき、信岡さんの考えるこれからの社会論について、ひたすらうなずいていたのをいま思い出しましたが、2018年の「社会気分」は、誰もが自分の暮らしや未来をつくり、変えていける確信と手応えが、静かに透明な水のようににじみ出し、広がっている。信岡さんとアスノオトはその預言者であり、頼もしい実践者なのです。
同じ未来なら、楽しくて、おもしろくって、前向きなほうを選びたい。
地域から複眼的思考を学び、そんな未来をつくる、この『さとのば大学』のプロジェクトを強く応援しています。


今回、大学を作る話を聞いたとき、ただただワクワクした。
地域がキャンパスになって、地域を移動しながら学ぶことのできる大学って新しいし、学びが深いと思う。
地方には「手触り感」のある社会がある。
都会とは違い、行政も民間も非営利も住民一人一人も、みんなが集合体になって社会を形成している姿がまじまじと見える。
そして、小さな地域社会も日本社会もあり方や課題は変わらないことに気がつくだろう。
地域社会に飛び込んで、これからの社会あり方や社会課題を知り、そこから地方社会から日本社会、そして世界のあり方を考える場。
そんな学びができる大学が日本にできることは素晴らしいと思うし、心から応援したいと思います。


地域共創カレッジという学びの場に参加しました。
学びの場という割には、あまり教えられたという実感がないのです。
あるのは経験豊富なメンターに実践知を分けていただき、寄り添ってもらいながら自分も知らない自分自身を探ったような感覚。こんな感覚がさらに解像度を上げ、共感しあえる仲間と出会い、一緒に冒険をする。
そんな学びの場がさとのば大学となるのでしょう。
このプロジェクトが個性を大切にしながら、あらゆる属性とのつながり、交わり、成長を生むことに期待を込めてこのプロジェクトを応援します。


ほしい未来
=
挑戦の場の循環
日本のさとの場という優しい挑戦環境で学び、
「自分として生き、人と一緒にほしい未来をつくる人」(=共創人材)が
たくさん育てば、彼らがまた、次世代にとっての挑戦の場をつくり、
日本中でワクワクする挑戦がたくさん生まれていくだろう
対話を重ねながら互いが学び、与え合い、
互いに変わっていく共創文化を、
是非一緒に作っていきましょう。