【高大連携】第一学院高等学校 町田キャンパスにて出張授業を実施しました。
さとのば大学では、新しい学びづくりにチャレンジする学校・団体と共に学び合いながら新しい教育の形を作るコミュニティを目指し、高大連携事業を展開しています。
その一環として、さとのば大学の学びのエッセンスを盛り込んだ中高生向けプログラムを提供しています。
実施内容
10月25日、第一学院高等学校 町田キャンパス(東京都町田市)にて、「自分のやりたいを、誰かと共に実現してみませんか? ~マイプロジェクトを進める第一歩~」をテーマに授業を実施、「ストーリーオブセルフ」「6ハット」の2つのワークを通して議論や対話を深めました。
主な授業内容:
はじめに、町田キャンパスの先生方に「町田キャンパスを、生徒が自身の想いや探究心をもとに、様々な人とともに実施するプロジェクト(二人称のプロジェクト)がもっと多く生まれる場にしたい!」と、願いをお話しいただきました。
今回は、その”二人称のプロジェクト”を増やすためのキックオフの場であり、先生方のアイデアを生徒たちと議論してみる機会として、以下2つのワークに取り組みました。
1)ワーク①「ストーリーオブセルフ」
各自が自分の想いやそこで学んだことをグループ内で発表し、他のメンバーが傾聴してフィードバックを行いました。自己表現や「私」に焦点を当てることで、自分を深く理解し、他者から新たな視点を得ました。「伝えることが怖かったが、授業で多くを表現できて嬉しかった」との感想もあり、安心して自己開示できる場となりました。
2)ワーク②「6ハット」
先生方の“二人称プロジェクト応援”の企画に対して、生徒から多角的な意見を集めました。6つの視点を切り替えながら議論することを通じて、参加者は自身が偏りがちな思考パターンに気づき、視野を広げる機会を得ました。「普段とは異なるポジティブな意見交換が新鮮だった」「他者の視点から新たな考え方を得られた」という感想からも、多様な観点を共有する重要性を感じることができました。
授業を通して生徒が得たもの、所感など
・先生と生徒が共に考え、意見を交換し合うという形がとても印象的でした。これまで自分一人で物事を考えることが多く、意外と自分の考えを客観視できていなかったことに気づきました。さまざまな視点から意見を聞くことで、自分の視野が広がり、新たな考え方ができるようになりました。
・挑戦をマイナスに考えて諦めるのではなく、「まずやってみる」ことの大切さも学びました。自分の考えを言語化し他人に伝えることに少し恐怖がありましたが、授業を通じて思いを伝える喜びを感じたことが大きな収穫です。自分とは異なる人生を歩んできた人々の話を聞く機会もあり、人との交流が視野をさらに広げてくれることを実感しました。
・「誰かのためのプロジェクトであっても、自分が楽しむことが大切だ」と先生が話されていたのも印象的でした。普段は現実的な要素を重視しがちですが、今回の授業ではポジティブで自由な発想を大切にし、新しく新鮮な経験となりました。
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