【高大連携】さとのば生が小松大谷高等学校へ母校訪問しました。
さとのば大学では、新しい学びづくりにチャレンジする学校・団体と共に学び合いながら新しい教育の形を作るコミュニティを目指し、高大連携事業を展開しています。
その一環として、さとのば生が母校を訪問し、ロールモデルとして後輩たちの進路選択をサポートするとともに、自身の成長を振り返り、実感するための機会を創出しています。
実施内容
11月13日、さとのば大学1年生の呉藤岳登さん(宮城県女川町に滞在中)が、母校でありさとのば大学の連携校の1つでもある小松大谷高等学校(石川県小松市)を訪問、「進路選択」をテーマに講演とワークショップを行いました。約1週間の秋休みに出身地へ帰省する機会を利用し、「後輩たちへ自身のストーリーを届けたい」と呉藤さん自ら母校へ訪問を提案、実現することとなりました。
主な授業内容:
1)さとのば大学ってどんな大学?さとのば大学を選んだ理由
高校3年生のときに受験勉強に挫折し、受験をしたものの「このまま一般的な大学に行っても中退しそう」という予感がし、中退するくらいならワクワクする新しい環境に飛び込む挑戦をしたい!と、さとのば大学への入学を決意した自身のストーリーを伝えました。
▼呉藤さんのストーリーはこちらでもご覧いただけます
受験期の迷いから見つけた さとのば大学という新たな進路【さとのば生の受験体験記】
2)滞在先である宮城県女川町での活動について
今年4月にさとのば大学へ入学してから、女川町を中心に取り組んだ様々なプロジェクトや活動について紹介しました。
<主な活動>
6月:
同じく女川町にいるさとのば生3人や、さとのば大学の地域事務局を務めるコーディネーターの後藤さんとともに、石川県能登市にてボランティア活動に参加
▶10月には「発表会&座談会」を自ら企画し開催…石川県出身のさとのば生がみた能登半島
7月:
おながわ港祭りにて、さとのば生チームでレモネードを出店
8月:
盆踊りをメインにしたお祭りの実行委員会に5月頃から所属し、やぐらの上につける約1メートルの手作りミラーボールを地域の方々と協力して作成
3)さとのばの講義を体験しよう!「リフレクション」
3人1グループに分かれ、授業をした日から1ヶ月前までにどんな出来事があったかを思い出してもらいました。その後、思い出したもので印象に残っていることを各自で書き出し、最後に1人5分ずつ、書き出したものについてグループへ伝え、対話しました。
リフレクションとは?
感じたことや気づき、学びを言語化し、内省を深める「振り返り」のこと。
さとのば大学ではこの学びを深める「リフレクション」を重視し、授業にも積極的に取り入れています。
参加生徒の感想
・この1ヶ月で実は色々してきたのだと気づけた。
・新しい視点で大学について考えることができた。
・さとのば大学に行くと決めた理由や行った後の話などを聞けて面白かった。
・さとのば大学についてあんまり知らなかったけど、学生の過ごし方だったり色々なことを知れた。日本全国の色々なところで学びながら地域で過ごすっていうのがすごいなって思いました。自分が行きたい場所を選んで、その地域の人と交流して企画を行うのが面白そうだと思った。初めて進路に悩んだ。
さとのば生の感想
50分の授業内で収めることが少し難しかったけど、いざ当日を迎えるとあっという間な50分だった。
生徒がしっかり話を聞いているか様子を見ながら話した。思ったよりも真剣に話を聞いてくれてとても話をしやすかった。
ワークショップもとても楽しそうに取り組んでくれていたので、少しでもさとのばの講義を体験してもらうことができたと思う。
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