【高大連携】君はどこで何する?―原宿AIA高等学院で出張授業を実施しました

さとのば大学では、一人ひとりの個性や関心に寄り添いながら、多様な進路選択と新しい学びの形をともにつくっていく高校・団体と連携し、「共に学び合う高大連携コミュニティ」の構築を目指しています。
その取り組みの一環として、進路選択や自己理解を深めることをテーマに、高校生向けの出張授業プログラムを提供しています。
今回は連携協定校である原宿AIA高等学院にて出張授業を実施しました。授業では、第一部では講演、第二部ではワークショップ座談会の構成にて実施しました。
第一部:講演「なぜ新しい大学を作るのか」
講演では、それぞれの生徒の自己紹介から始めり、さとのば大学の紹介と目指している “越境的な学び” の実践と、なぜ働くのかという問いについても考えました。信岡の経験を生徒に共有しながら、日本の人口減少、東京の一極集中などの社会課題についても全員で考えました。
実際のさとのば大学の学生たちの事例も共有し、地域でプロジェクトを実施する背景などについても説明しました。
〈さとのば大学の学びついては、「学長コラム」をご覧ください。〉https://note.com/satonova/n/n02df098685c2?sub_rt=share_pb
第二部:ワークショップ「どこで何する?旅する大学生ゲーム」
続いて行われたのは、オリジナルコンテンツの旅する大学生ゲームです。
さとのば大学の14の連携地域のうち7か所をピックアップ、教室内に日本地図を模した7つの地域が設置され、それぞれの机の上に地域の特色が書かれた案内や、各地域やそこに留学したさとのば生が考えたその地域で「体験できること」「身に着く力」が書かれたカードを使用します。生徒たちは、さとのば大学の学生になったかのように、各地域ごとの学びの特徴や魅力を体験しました。

「どの地域に行こうかな」
「何ができるんだろう」
「自分のやりたい事って何だろう」
それぞれ考えながら、地域を選んでいきました。
ゲームは楽しく続き、最後はそれぞれがゲームの中での気づきを共有していきました。

「地域の方ができることがあるような気がした」
「田舎に行くと、人との繋がりがより可視化されると思った。コミュニケーション力を鍛えて、どこへ行っても愛される人間性を身につけたい」
「東京での学びよりも、自分にできることが多いような気がした」
などそれぞれの気づきを得ることができました。
中には、
“一人旅に興味がるので、実際に旅してみようと思います!”
というコメントもあり、行動に移したいという気づきが得られたことがとても嬉しく思いました。
さとのば大学より
さとのば大学では、全国の高校・自治体・企業との連携を通して、
「好きから始まる学び」「越境による探究」「共創する教育」を広げています。
これからも、さとのば大学は“越境”を通じて、
生徒たちが自分の「好き」と「社会」をつなげていけるような場づくりを続けていきます。
原宿AIA高等学院の皆さま、本当にありがとうございました!
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さとのば大学では、新しい学びづくりにチャレンジする学校・団体と共に学び合いながら新しい教育の形を作るコミュニティを目指し、高大連携事業を展開しています。その一環として、さとのば大学の学びのエッセンスを盛り込んだ中高生向けプログラムを提供しています。
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