MENU
NEWS お知らせ

【新体制のお知らせ】さとのば大学副学長に地域共創領域のトップランナー4名が新たに就任決定

地域を旅する大学 さとのば大学は、地域フィールドでの実践的プログラム充実を図るため、地域共創領域のトップランナーとして業界をリードしてきた新副学長4名を迎えることを決定いたしました。2025年4月1日より新体制として着任いたします。

さとのば大学では2021年度より4年制コースを開講し、通信制大学とのダブルスクールで学士取得を目指すことも可能な新たな大学の形を提案してきました。現在日本の15地域と連携し、”地域”というフィールドを学び場として捉え、暮らしやプロジェクト実践を通して未来共創人材の育成を目指すカリキュラムを提供しています。

4年間のプログラムを通じて、今後さらに地域と密に連携した実践的プログラムおよび地域に貢献する共創プロジェクトの創出を目指していくため、まちづくり会社を起業するなど地域共創領域のトップランナーを副学長に迎え、今後のカリキュラムを共にデザインして参ります。

参考:新学長就任決定についてのプレスリリース
   理事就任決定についてのプレスリリース

■副学長のご紹介・メッセージ

■森山 奈美氏

株式会社御祓川代表取締役/能登復興ネットワーク事務局長。横浜国立大学工学部建設学科建築学コース卒業。都市計画専攻。平成7年 ㈱計画情報研究所入社。都市計画コンサルタントとして、地域振興計画、道路計画等を担当。民間まちづくり会社㈱御祓川(みそぎがわ)の設立に携わり、平成11年より同社チーフマネージャーを兼務。平成19年より現職。川を中心としたまちづくりに取り組み、その取り組みが日本水大賞国土交通大臣賞、第7回「川の日」ワークショップグランプリ、橋本龍太郎APFED表彰プログラム石川特別賞金賞などを受賞。平成21年に、経済産業省「ソーシャルビジネス55選」に選出された。現在さとのば大学の地域留学先として石川県七尾市の地域事務局も務める。

メッセージ:
さとのば大学という、体験と対話を行き来しながら、自己の内面を見つめ直す新たな学びの形に携われることにワクワクしています。副学長としても、ともに学び、探究していきたいです。私は能登という地域に根ざしていますが、各地で出会う様々な地域の人々の生き様から、気づきと勇気を得て、一人一人が歩む道を切り拓いていってほしいです。小さな世界都市という未来のために、まずは自分から行動していく。未来を共につくっていきましょう。

■西塔 大海氏

1984年生まれ。合作株式会社取締役。本と山と温泉が好き。大学院時代に東日本大震災の被災地にて震災復興事業の立ち上げに参画。その後、福岡の里山に移住。地域おこし協力隊として、移住促進、関係人口、空き家活用などの活動を開始。地方創生に関わる人材活用制度設計の専門家として、総務省地域おこし協力隊や地域プロジェクトマネージャーなどの制度づくりに携わっています。北海道から九州まで全国30以上の地方自治体で活動中。2020年には合作株式会社を創業。リサイクル率日本一のまち・鹿児島県大崎町にてサーキュラービレッジ構想も展開しています。特に企業版ふるさと納税を通した、地方自治体と都市部企業の共創事業の創出をサポートしています。総務省地域おこし協力隊アドバイザー、慶應義塾大学SFC研究所上席所員。現在さとのば大学にてメイン講師を務めています。

メッセージ:
「大好きな場所で、大好きな人と活動していきたい」
「せっかくなら、自分をいかして生きていきたい」
そのために必要な学びや成長の機会が、日本中のどこに暮らしていても得られるというのは、素敵だと思います。全国に散らばる地域コーディネーターや地域おこし協力隊の方々と、一緒に本を読み、聴き合う時間を持てることが楽しみでなりません。

■大野 佳祐氏

1979年東京生まれ。AMAホールディングス株式会社代表取締役/一般財団法人 島前ふるさと魅力化財団理事。2014年に海士町に移住し、「隠岐島前高校魅力化プロジェクト」に参画。2019年、国内初となる公立高校の学校経営補佐官に就任。2020年には教育分野から産業分野に越境して起業。現在は、学校経営と地域経営の両面からまちづくりを探究中。現在さとのば大学の地域留学先として島根県海士町の地域事務局も務める。

メッセージ:
副学長として、地域を旅しながら学ぶ可能性を広げる挑戦に貢献できることを光栄に思います。現場での体験や対話を通じ、実践的な知を深める機会を創出しながら、自分自身も学び続けたいと思います。さとのば大学のカリキュラムは、揺れたり、はみだしたりしながら、それぞれの道のりを共創する「教育過程」ではないかと思います。この取り組みが、新しい教育の形を切り拓く契機となることを願っています。

■岡野 春樹氏

一般社団法人長良川カンパニー代表理事。1989年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、大手広告会社に入社。自治体のブランディングや官公庁の広報に携わるかたわら、日本各地を旅する「Deep Japan Lab」を設立。その旅の活動で岐阜県郡上市との縁ができ、夜の川に入って鮎をとった経験から、源流域に魅了され郡上市に移住。現在は家族5人で暮らしながら、源流の御師となることを目指し法螺貝を吹いたり、ホラを吹いたりしている。現在さとのば大学の地域留学先として岐阜県郡上市の地域事務局も務める。

メッセージ:
都市と地方、生命的世界観と機械的世界観、身体と思考、これらを縦横無尽に旅する生きかたをする人が増えることこそが、分断や個別化していく現代社会を、瑞々しく溶けあわせる方法だと思います。と、何かかっこよさそうなコメントをした感じがしてニヤニヤしていますが、ようは僕がローカルで学んだ一番楽しい感覚をさとのば大学に注入していこうと思っています。応援していただけると嬉しいです。