【高大連携】島根県立隠岐島前高等学校にて出張授業を実施しました。
さとのば大学では、新しい学びづくりにチャレンジする高校・団体と共に学び合いながら新しい教育の形を作るコミュニティを目指し、高大連携事業を展開しています。
その一環として、さとのば大学の学びのエッセンスを盛り込んだ高校生向けプログラムを提供しています。
実施内容
1月24日、連携校の1つである島根県立隠岐島前高等学校(島根県海士町)にて、さとのば大学発起人・信岡によるワークショップ「目ー口ー身体とさとのば的学び」を実施しました。
前半は、参加者が3人1組のチームに分かれ、「目」(指示役)、「口」(伝達役)、「身体」(実行役)をそれぞれ担当し、「ボールを拾い、紙の上に置く」「ボールを転がして的に入れる」などの課題に取り組みました。回ごとに振り返りを通して改善案を出し合い、目標達成へ向け、役割間連携の改善を試行錯誤しました。
後半では、前半のワークでの体験が現実社会のどのような場面に類似しているかを考察、得た学びが実生活のどのような場面で応用できるかについて、全体でディスカッションを行いました。
「実際の社会の中で求められる”チームで動く力”を学習段階で意識しながら、個人の興味関心と掛け合わせることで共創的なアウトプットを生む学び」とさとのば大学が定義する新しい学びの形、『学び3.0』に触れる機会ともなりました。
参加生徒の感想
・自分自身を振り返るいい時間になりました。みんな違ってみんないいという言葉の意味を考える時間にもなりました。みんな違うからこそ協力できて対立もするそんなことを学ぶことができました。
・社会が発展して複雑化していくからこそ、人とのコミュニケーションがより必要なことがわかりました。やってみないと分からないということに、確かに想像ではなく経験から考えてみることは大切だなと思いました。
・社会はいろいろな人がいて、人それぞれ得意なことや、苦手なこと、できないこととかが違う。だからこそ、みんなで協力することで1つのことを為すことでき、みんなの歯車が合えば合うほどより大きなことが達成できると考えた。
・現代やこれからは、実践的な学び、共創的なまなびが必要だ、みたいな話はよく聞く機会があるけれど、今回は特別納得感が強かった。学びの距離とか人生のグラフとかわかりやすかった。
▼ 学校のウェブサイトにもレポートを掲載いただきました!
https://www.dozen.ed.jp/local/18574/
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