CAMPUS 地域留学先

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宮城県女川町

  • 女川というまち

    宮城県の東、牡鹿半島基部に位置し、世界三大漁場の1つである三陸に面する水産業のまち、女川。天然の良港を成すリアス式海岸では多くの魚が水揚げされるほか、歴史ある出島・江島の島巡りや、釣り、ダイビングも楽しめます。

    そんな女川は、東日本大震災によってまちの約8割が壊滅したまちでもあります。2015年には人口減少率が日本でもっとも高いエリアになるなど、その打撃は大きく、現在も急ピッチでまちづくりが進められています。

    新しい女川町は必要な施設や機能が集まるまちの中心部を起点に、自然に人との交流が生まれるよう設計されたコンパクトシティ。まちのスローガンは「あたらしいスタートが世界一生まれる町へ。START!ONAGAWA」。生まれ変わった女川は、すべての人のあらゆるスタートを応援する街としてスタートを切っています。

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  • 課題に向き合う女川町のチャレンジ!

    被災前1万人だった人口は大きく減少し、現在は6000人ほどと著しい少子高齢化の課題に直面している女川町。その一方で、そんな状況に立ち向かう経営者や起業家は多く、新しいことに前向きな大人たちがたくさんいます。

    また海の見える地域造成や公民連携での取り組みが評価され、ハーバード・ビジネス・レビュー(2017年6月号)などの機関紙に取り上げられたほか、2017年に都市景観大賞・都市空間部門の最高賞、2018年にはアジア都市景観大賞にも選出されています。

  • こんなことに興味がある人におすすめ!

    #関係人口
    #復興のロールモデル
    #面白い地域づくり
    #お試し移住プログラム

女川への旅を伴走してくれる
地域事務局&コーディネーター

NPO法人アスヘノキボウ

女川町の社会課題解決を通じて日本・世界の社会課題解決に貢献することをミッションとしているアスヘノキボウ。現在の女川を社会課題先進地と捉え、異なるセクター(企業・団体)と連携することで、コレクティブインパクトを生み出しながら新しい地域のあり方の実現を目指しています。

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コーディネーター
後藤 大輝さんからひとこと

「ここ女川町は、東日本大震災の復興のロールモデルと言われているまちづくりをしています。面白い地域づくりに学びたいなら、ここが一番です。まずは社会に飛び込んで、地域の人たちの声を聞きたい、地域社会についてもっと詳しく知りたいという方にもおすすめです。

さとのば生もまずは1年間という期限付きでの滞在になりますが、地域への関わり方はなにも「定住する」「起業する」ことだけではありません。女川町の未来を一緒に考え、共に創ることは女川町に住み続けなくてもできます。私たちは移住者を増やすことだけをゴールにせず、女川町をフィールドにビジネスや様々な活動を展開する「活動人口」の創出が大切だと考えています。

さとのば生の皆さんにも、そんな私たちの活動のお手伝いをしてもらいながら、やりたいことに合わせて一緒にプロジェクトを運営していきたいと思っています。地域外からくる大学生や社会人との交流も多く、きっと様々な刺激が得られると思います。」